シラバス参照

講義コード 2001070 
開設科目名 なら学概論B 
担当教員

寺岡 伸悟

教員所属 文学部 
開講期・曜日・時限・教室 後期 火曜日 7・8時限 N302
授業方法 講義 
対象学生 1回生以上 
単位数
週時間



授業概要
この授業は、奈良に4年間住む(通う)ことになった皆さんに、さらに奈良の魅力や特徴を知ってもらうために、
1、奈良県の地域ごとの特徴、様々な文化的特徴、奈良県の歴史の概要、さらに観光など現代の奈良の魅力発掘・発信について解説し、時にゲストも交えて、奈良県について広い知識とイメージをもてるようにする。
2、いま各地で地元学など、町や村の魅力発掘発信が盛んに行われている。そうした地域づくりの観点から奈良を事例に考え、そのスキルを実践(マップの作成)し、学ぶ。 
学習・教育目標
奈良についての知識を身につける(汎用的知識)。
観光などの観点から奈良という地域の魅力資源の発掘について、奈良で活躍するゲスト講師から学び、さらに受講生自らがレポートを書いたり、観光地図を描くことによってその方法の基礎を経験する(汎用的スキル)。 
キーワード
奈良、地域性、文化、歴史、観光、情報の編集と発信 
授業計画
以下の点について学んでいく。
(前)=事前学習、(後)=事後学習

1、ガイダンス
(前)奈良について自分が興味のある点。
(後)授業で出た地名や文物をネットなどで検索してみる。
2、奈良県の特徴
(前)奈良についての概説書を検索してみる。
(後)授業で出た地名や文物をネットなどで検索してみる。
3、奈良県の地域区分とそれぞれの特徴
(前)奈良県のHPにアクセスして地域情報を見てみる。
(後)授業で興味の出た地域について調べてみる。
4、奈良県内の出版文化 タウン誌編集を題材に
(前)教科書「奈良の地域情報誌」(後)地域情報編集のポイントを考えてみる。
5、奈良県の歴史1
(前)正倉院展について調べる(後)授業で出た地名や文物をネットなどで検索してみる。
6、奈良県の歴史2
(前)近世・近代奈良の人物を検索する。(後)授業で出た地名や文物をネットなどで検索してみる。
7、奈良の工芸・芸術
(前)奈良の伝統工芸について調べる(後)授業で出た地名や文物をネットなどで検索してみる。
8、奈良町のとらえ方ー映像からー
(前)奈良を写した写真家や芸術家について調べてみる。
(後)授業で出た地名や文物をネットなどで検索してみる。
9、奈良の食文化1
(前)奈良の郷土食を1つ検索。
(後)奈良の食について活動している団体を調べる。
10,奈良の食文化2
(前)奈良の伝統野菜について調べておく。
(後)奈良のお菓子について調べてみる。
11、奈良の観光
(前)奈良の観光の特徴について考えておく
(後)奈良観光の将来のあり方について考える。
12、現代・文化・奈良1 カフェと町家再生
(前)町家再生の事例を調べておく。(後)再生民家を使った店などを訪問してみる。
13、現代・文化・奈良2
(前)奈良の地場産業について調べておく(後)授業で出た地名や文物をネットなどで検索してみる。
14、吉野地方の歴史と魅力
(前)吉野郡について調べる(後)授業で出た地名や文物をネットなどで検索してみる。
15、まとめ
(前)授業および教科書で一番関心のもったテーマとその理由を考えておく。
(後)レポート計画を考える。 
教科書
No 書籍名 著者 出版社 出版年 ISBN
1. 『指定しない』         
参考書
No 書籍名 著者名 出版社 出版年 ISBN
1. 『大学的奈良ガイド』  なら学プロジェクト  昭和堂    978-4812208519 
成績評価
の方法
授業への出席、グループ課題、レポート、課外で自ら奈良についての課題を発見しようとする態度。 
成績評価割合
(%)
定期試験(期末試験) 授業内試験等 宿題・授業外レポート 授業態度・授業への参加度 受講者の発表(プレゼン)
出席
教員独自項目※
70  10  20 
※成績評価
割合の教員独自項目
備考
・受講生の人数・関心、ゲスト講師の予定などによって、授業内容や形態に一部変更がありえる。ガイダンスに出席すること。
・時間外に奈良についてのグループワーク(観光地図作成など)を行ってもらう予定です。 


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