シラバス参照

講義コード 4504300 
開設科目名 河川生物学野外実習 
担当教員

片野 泉

東城 幸治

西井 一郎

佐藤 宏明

教員所属 理学部・非常勤講師 
開講期・曜日・時限・教室 前期集中 その他 その他 その他
授業方法 実習 
対象学生 1回生 
単位数
週時間 (30) 



授業概要
 河川生態系の構造と機能について理解を深めるために,本学自然環境研究施設(東吉村)に宿泊し,以下の実習を行う.
(1)環境観測,とくに水質の経時的変化:溶存酸素,pH,炭酸濃度,水温の観測
(2)生物調査:水生昆虫類の種類相(採集と同定)に基づく生息場所と水質の評価
(3)水生生物を使っての生理学的実験
(4)魚類の個体数推定
注:受入可能な人数は20名以下である。履修登録前に、森林生物学野外実習、河川生物学野外実習、海洋生物学野外実習の合同事前ガイダンスを開き受講人数の調整を行うので、受講希望者は必ず出席すること。 
学習・教育目標
 野外,とくに河川生態系の機能的側面についての,野外調査・観測・実験の手法を習得するとともに(汎用的技能),生態系の基本的な構造と機能についての理解を深める(知識/理解)。また,野外調査と経時的観測に必要な,技術と応用力,推察力,分析力を養う 
キーワード
水生昆虫,付着藻類,生息場所,生物指標,水質環境 
授業計画
 8月7日から10日(予備日:9月12日から15日)の3泊4日の日程で,東吉野村にある本学自然環境研究施設に宿泊し,以下の予定で実習を行う.

1日目 概要説明/定時観測開始/魚類の個体数推定
2日目 水質分析/水生昆虫採集/水生生物の呼吸実験/魚類の個体数推定
3日目 水生昆虫分析/定時観測終了/魚類の個体数推定
4日目 全体のまとめ。清掃後現地解散

 また,事前・事後学習は以下の通り.

事前学習:実習説明会で配付した資料をよく読み,実習内容を把握する
事後学習:参考書等を参考にレポートを作成する.

注意1
 受入可能な人数は20名以下である。履修登録前に,森林生物学野外実習,河川生物学野外実習,海洋生物学野外実習の合同事前ガイダンスを開き受講人数の調整を行うので,受講希望者は必ず出席すること。

注意2
 宿泊費(食費,雑貨費)として5000円/人を徴収する.

注意3
 7月6日(水)12時20分からB115実験室にて実施説明会を開催するので,受講登録者は宿泊費5000円を持参し,必ず出席のこと. 
教科書
No 書籍名 著者 出版社 出版年 ISBN
1. 『なし』         
参考書
No 書籍名 著者名 出版社 出版年 ISBN
1. 『河川の生態学』  沖野外輝夫  共立出版     
2. 『棲み場所の生態学』  竹門康弘ほか  平凡社     
3. 『新編湖沼調査法』  西條八束・三田村緒佐武  講談社サイエンティフィク     
成績評価
の方法
実習態度とレポートを総合的に評価して行なう。ただしレポートの提出がない場合はゼロ点。 
成績評価割合
(%)
定期試験(期末試験) 授業内試験等 宿題・授業外レポート 授業態度・授業への参加度 受講者の発表(プレゼン)
出席
教員独自項目※
40  60 
※成績評価
割合の教員独自項目
備考
受入可能な人数は20名以下である。森林生物学野外実習,河川生物学野外実習,海洋生物学野外実習のいずれかを選択して履修できる。履修登録前にこれら三つの野外実習の合同事前ガイダンスを開き受講人数の調整を行うので,受講希望者は必ず出席すること。合同事前ガイダンスの詳細は生物科学コース掲示板に掲示する。受講確定者向けの実施説明会を7月6日(水)12 時20 分からB棟1階B115実験室にて開くので必ず出席すること。なお説明会当日に食費・雑費として5000円を徴収するので必ず持参のこと。 


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