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科目ナンバリングコード 3232020A3 
開設科目名 言語処理系論 
講義コード 5882000 
担当教員

新出 尚之

教員所属 生活環境学部 
開講期・曜日・時限・教室 前期 月曜日 3・4時限 情報科学講義室(G302)
授業方法 講義 
授業で使用する言語
日本語 
対象学生 3回生以上 
週時間
単位数



授業概要
プログラミング言語の処理系に関する知識の中は、言語処理系を研究対象とする人に限らず、コンピュータと関わる人一般にとって有用なものが多々含まれ、その意味で重要である。本授業は、プログラミング言語の処理系の構築に関する基礎的な講義を行う。字句解析、構文解析、コード生成などの各処理段階で用いられる基礎的技術や概念、およびそれらに関するツール、単純な言語処理系の構築例などに関する解説を行う。 
学習到達目標
正規表現やそれを用いた字句解析、再帰下降解析やLR解析の原理、それらを用いた構文解析およびコード解析などに関する理解を得ること。実際に言語処理系構築に用いられるlex, yaccなどのツールを用いて、仮想CPU上での模擬的なコンパイラを構築できる能力を得ること。以上を目標とする。 
※学習到達目標と成績評価との関係は『全学教育ガイド』Ⅰ-9「評価基準」を参照。  
キーワード
形式文法, プログラミング言語, 言語処理系 
授業計画
第1回: 言語処理系とその種類(コンパイラ、インタプリタ)
(事前学習: あらかじめ配布する資料の予習、事後学習: 学習内容のまとめ)
第2回: 形式言語とプログラムの構文
(事前学習: あらかじめ配布する資料の予習、事後学習: 学習内容のまとめ)
第3回: 字句解析/正規表現
(事前学習: あらかじめ配布する資料の予習、事後学習: 学習内容のまとめ)
第4回: 字句解析/有限オートマトン
(事前学習: あらかじめ配布する資料の予習、事後学習: 練習問題を解く)
第5回: 字句解析部生成ツールlex
(事前学習: あらかじめ配布する資料の予習、事後学習: lexによる字句解析部生成)
第6回: 構文解析/文脈自由文法と構文木
(事前学習: あらかじめ配布する資料の予習、事後学習: 学習内容のまとめ)
第7回: 構文解析/LL文法と再帰下降解析
(事前学習: あらかじめ配布する資料の予習、事後学習: 学習内容のまとめ)
第8回: 構文解析/再帰下降解析による解析部作成
(事前学習: あらかじめ配布する資料の予習、事後学習: 再帰下降解析部をC言語で作成)
第9回: 構文解析/LR解析
(事前学習: あらかじめ配布する資料の予習、事後学習: 学習内容のまとめ)
第10回: 構文解析/LR解析による解析部生成ツールyacc
(事前学習: あらかじめ配布する資料の予習、事後学習: yaccによる構文解析部作成)
第11回: 意味解析
(事前学習: あらかじめ配布する資料の予習、事後学習: 学習内容のまとめ)
第12回: 中間言語とデータ構造
(事前学習: あらかじめ配布する資料の予習、事後学習: 学習内容のまとめ)
第13回: 仮想機械とコード生成(1)コード生成の手法
(事前学習: あらかじめ配布する資料の予習、事後学習: 学習内容のまとめ)
第14回: 仮想機械とコード生成(2)最適化
(事前学習: あらかじめ配布する資料の予習、事後学習: 学習内容のまとめ)
第15回: 仮想機械とコード生成(3)実例
(事前学習: あらかじめ配布する資料の予習、事後学習: 仮想CPUでの擬似コンパイラ作成) 
教科書
No 書籍名 著者 出版社 出版年 ISBN
1. 『授業時に資料を配布する』         
参考書
成績評価
の方法
期末レポートによる。 
成績評価割合
(%)
定期試験(期末試験) 授業内試験等 宿題・授業外レポート 授業態度・授業への参加度 受講者の発表(プレゼン)
出席
教員独自項目※
  100         
※成績評価
割合の教員独自項目
実務経験のある教員等による授業科目
備考


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